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フリー翻訳者のjunjun。アメリカンな夫Pと2007年3月生まれの娘うたことの3人暮らしです。1年4ヶ月のシンガポール生活を経て、2010年2月にPの故郷マサチューセッツ州ケンブリッジに引っ越してきました。


by junjunH0101

JB Line設立一周年

土曜日はJB Line設立一周年記念の会に行ってきました。

JB Line(Japanese Bostonians Support Line)はニューイングランド地方に住む日本人・日系人を中心とした人々の生活上の問題解決を助けるために2010年10月26日に設立されたボランティア団体です。詳しくはJB Lineのサイト(→)を見ていただきたいのですが、週7日一日24時間いつでも電話で(またはメールで)相談を受け付けてもらえます。

実は私も裏方ですこーしお手伝いをしています。(私が相談の電話を受けることはないのでご安心ください。電話はソーシャルワーカー、セラピスト等の資格をもった方が受け、もちろん情報は極秘に扱われます。)

私自身、家族も知り合いも誰もいないシンガポールに引っ越して困った経験があります。本当につまらないことなのですが、プリンター用紙を近所でどこに買いに行けばよいかわからなくてわざわざ遠くまで電車に乗って買いに行ったりとか(実は徒歩10分のところに売っていた)、健康保険の仕組みがわからずに困ったとか、いろいろあってストレスでした。

その後ボストンに越してきたからはかなり楽なのですが、それは夫の出身地で夫がだいたいなんでも知っており、夫の家族や昔からの友人もたくさんいてくれるから。知らない土地(しかも外国)で頼れる家族などがいなければ途方に暮れることも多いはず。

代表の渡辺哲子さんがこの組織を立ち上げることを決意されたのは、カナダ在住の高齢の伯父様ご夫婦に一時連絡がつかなかったことがきっかけだそうです。伯父様ご夫婦はまったくご無事だったのですが、連絡のつかない期間とても心配されたそうです。

こうしたときにさっと相談できる窓口があるというのは大変心強いことですね。

どんなことでもいつでも気軽にご相談くださいとのことです。
電話:781-296-1800
E-mail: help@jbline.org

一周年記念の会では、代表の渡辺さんのご挨拶、ご協力いただいている団体等からのご来賓の紹介とごあいさつ、ボランティアの自己紹介、そして認知症に関する講演がありました。

ボランティアの方々の自己紹介を聞きながら思ったのは、このJB Lineの存在意義はJB Lineそのものとしての活動だけでなく、善意の輪の広がりという面でも大きいなあ~ということ。今まで人助けをしたくても方法がわからなかった人たちにJB Lineという活動の場が与えられたし、今までそれほど人助けという意識がなかったけれどJB Lineの存在を知って意識が変わったという人たちもいるでしょう。そしてその善意の輪はJB Lineの外でも広がっているはず……と思います!

会の最後は皆さまから差し入れのデザートで。
JB Line設立一周年_f0195286_21313495.jpg

心もお腹も満たされた土曜日の午後でした。

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by junjunh0101 | 2011-10-25 21:39 | 行事・イベント