フリー翻訳者のjunjun。アメリカンな夫Pと2007年3月生まれの娘うたことの3人暮らしです。1年4ヶ月のシンガポール生活を経て、2010年2月にPの故郷マサチューセッツ州ケンブリッジに引っ越してきました。


by junjunH0101

よい学校とは?

子どもが幼稚園の年齢になり、「よい学校とは?」ということをよく考えています。

「よい学校」の定義とは何でしょうか?
・先生の質が高い
・学校の施設・設備が充実している
・学校のカリキュラムが充実している
・平均点が高い
・生徒たちの振る舞いがよい
・生徒たちが楽しく学校に通っている
・卒業後の進学率が高い、よい高校・大学に入る子が多い

いろんな要素がありますね~。

実は今住んでいる市の公立学校は「よくない」と言う人がけっこういます。

ちょっと調べてみたのですが、生徒一人あたりに使われる費用は周りの地域と比べてダントツに高いです(1万ドル台のところが多いのに対し、ここは25,000ドル)から、先生の質や学校設備が悪いということではなさそうです。(都市部なので校庭がせまいといった問題はありますが)。他の地域の学校のことはわからないのですが、学校のカリキュラムもよさそうに思います。生徒数に対する先生の比率も高いです。

では何が「よくない」のか?

たぶん、貧しい家庭から来ている子が多いということではないかというのが私の推測。

お金持ちもいますが「都市部貧困層」もいて、低所得者用住宅がうちの家のすぐそばにも、うたこが通っている学校のそばにもあります。こうした層の子どもたちは殆ど公立の学校に入ります。移民も多いです。

こうした層では親の教育に対する参加度も低いことが多いです(時間or関心がない)。親の参加度が低いと、子の成績にも影響があります。特に低学年の場合、学校で宿題が出ても家で親が見てやらなければできません。親が教育に関心のない場合、子も「どうでもいいや」となってしまうかもしれません。そのせいか、どうやらテストスコアの平均もよくはなさそうです。

親に(時間的・精神的)余裕がなく、少々ラフな環境で育つ子もいます。うたこがときどき、「日本語学校の子たちはどうしてみんな先生の言うことをちゃんと聞くの?」と不思議そうにしていますが、つまり、今の学校では先生の言うことを聞かない子がいるということですね……。

でもね、お金持ちの子も貧しい子も、お行儀のよい子もよくない子も、いろんな子がいる学校がよいと私は思うのです。

夫の高校の同窓会に行った時、みな口をそろえて「ここにはdiversityがある」と言っていました。この地域自体、人種等いろんな面でdiversityがあるし、市に公立高校が1校しかないため、有名大学に進学する生徒も就職コースの生徒も皆同じ学校に通います。これは将来広い視野をもち、偏見をもたないために重要ではないかしら。

それから、「よい学校」のある地域には教育熱心な家庭が移り住んできます。それでまたその学校のスコアが上がるというわけで、こうなってくると「よい学校に通っているからスコアが高い」のか、「高いスコアを取れる生徒が集まってくるから学校の評判もよくなる」のか、鶏と卵の話みたいになってきますね……。

親は欲張りですから「うたこにとってもっとよい学校があるのでは?」と考えることもありますが、学校に行っても「荒れてる」感じはしないし、今のクラスの先生は特に素晴らしいし(また別に書きたいくらい素晴らしいのです)、うたこも毎日喜んで通っているし(これがいちばん)……そんなこんなで今の学校でよいと思っています。

今住んでいるところもそう。いわゆる「濃い」感じの場所ですが、大学の先生やお医者さんなども住んでいます。こうやって混ざっているところが私はとても好きです。


書いたことを読み返してみると、誤解されそうな部分があるので、ちょっと補足。

「貧乏な家庭はよくない」ということではありません。生活するのに必死なために子どもの教育にまで時間と関心を振り分けられないことがある(あるいは親自身がちゃんと勉強したことがないのでわからないor思い至らない)という意味で書きました。我が夫も母子家庭で貧しかったと言っていますし、うたこが仲良しの男の子も低所得者住宅に住んでいますが、親は毎日きちんと宿題をさせています。当たり前だけど、裕福でも問題のある家庭もあり、要はその家庭・本人次第であることは間違いありません。


学校や教育の問題はこれからも考えていくと思いますが、今の時点で思うことをまとまりなく書いてみました。

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by junjunh0101 | 2012-01-13 05:29 | ひとりごと