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フリー翻訳者のjunjun。アメリカンな夫Pと2007年3月生まれの娘うたことの3人暮らしです。1年4ヶ月のシンガポール生活を経て、2010年2月にPの故郷マサチューセッツ州ケンブリッジに引っ越してきました。


by junjunH0101

「できないこと」と「やらないこと」の違い

「できないこと」ってあまりなくて、できないと思っている理由を突き詰めて考えていくと実はそれは「やらない」という自分の選択なのだとよく言われます。

2日ほど前に義母と家の玄関のステップに腰掛けて世間話をしていたのですが(お天気の良い時に時々やります。近所の人が通りがかって井戸端会議に発展したりして、楽しいです)、その時になぜか話題が学歴のことになりました。

義母は4人の子どもを抱えて離婚したあと、シングルマザーとして働きながら大学卒業、そして修士の資格まで取りました。

「いったいどうやってやったの?」と聞くと、「それしか選択がなかったのよ。ずっと専業主婦で仕事の経験もなくて、学歴もなしではよい仕事につけなかったから。子どもたちを養うために必要だったの」と。

身内を褒めるのもなんなのですが、「子どものために働かなければならないから学校なんて行っている時間がない」「今さら勉強なんてできない」と考えず、ポジティブに努力した義母は素晴らしいと思います。

以前の同僚で今、アメリカで勉強している女性がいます。彼女は妊娠・出産を挟みながら通信教育で大卒の資格を取り、その後また勉強をしてアメリカの大学院に合格。現在子連れでMBA留学中です。

彼女の場合も勉強「できない」理由を挙げようと思えばたくさんあっただろうけど、「小さい子がいるからできない」「夫を置いてアメリカに行くなんてできない」とは考えなかったのですね。

この前バレエ教室の他の生徒さん達がわりと高齢だったという話を書きましたが、今日妹(バレエをもう15年くらいやっている)とスカイプで話していたら、妹の教室の生徒さんで最高齢は79歳の方なんですって! ちゃんと踊ってらっしゃるらしいですよ~。

確かに能力の差とか向き・不向きとかもあると思いますが、本当にやりたいと思ったことはやれる場合が多いし、「できない」と思ったとき、実は「できない」のではなくて「そこまでしてやりたくない」のですね。

さて、わが身を振り返ってみると「どうしてもやりたい!」と思うほどのことは特になく、特別な努力もせずに毎日を暮らしていますが(汗)、今後そうしたことが出てきたときに「できない」理由を探して諦めるのではなく、ポジティブに考えて突き進んでいきたいと思います。(何をやるのかな??)

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by junjunh0101 | 2011-10-03 11:27 | ひとりごと